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『カウントダウンノベルズ』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
集英社
¥ 1,365
(2008-05)
  

『13階段』高野和明

ある犯罪者の冤罪を晴らすために
真相を追う刑務官と青年。
青年は刑を終えたばかりの前科者。
犯罪を犯すこと。刑に服すこと。
死刑を受ける人間、執行する人間。
世間で再び生きること。
重く、深いテーマの名作。

『檸檬のころ』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
幻冬舎
¥ 1,470
(2005-03)
Amazonおすすめ度:
豊島ミホおとくいの連作短編集。
高校3年生たちが主人公。

一番好きな短編は「ラブソング」かな。
音楽ライター志望の女の子が、
夢のために恋愛なんて自分にはご法度、
と思っていたのに、クラスの音楽好きの男の子を
好きになる話。
『檸檬のころ』は映画化されていて、
この音楽ライター志望の女の子役が谷村美月らしく。
彼女は大人しい役が多いイメージだから、意外でいいかも。
DVDで観てみたい。


高校生の時に、夢とかプライドとか、
そんなこと自分の中にあったかなぁ。。

すっごくリアルな描写で感情移入しつつ楽しめる一冊。

***
豊島ミホのブログで“L25”に連載中、
と書かれていたので、今まで興味なかった“L25”を
手に取ってみた。
けど、載ってなかった。。
もう連載終わってしまったのか。ショック。。
と、思ったら、隔週で連載だって。ショック。。
今週木曜のものには載ってるようだ。楽しみ♪
“L25”自体は、読んでも特に興味もてなかったわ、やっぱり。

『陽の子雨の子』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
講談社
¥ 1,470
(2006-03-28)
中学生夕陽はある日24歳の女性幸枝と出会う。
幸枝は亡くなった母方の祖母の家でひとり暮らしている。
けれど、実はその家には、4年前に幸枝が拾った19歳になる聡という
男性がいて。。

この妙な設定といい、
幸枝の言動といい、
おもしろい。
幸枝と聡は一緒に暮らして4年で、
行き詰まり感があったのを
夕陽の登場で流れが変わった。
そして、夕陽の聡明さが幸枝の隠し持っていた「傷」を
癒すことになって。
人の持つ闇と、陽と。
どちらをも意識し始める思春期のあやうさと、
その時期を生きるのに大切な、あたたかさ。
優しくて、すてきな作品。

『夜の朝顔』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
集英社
¥ 1,365
(2006-04)
小学生センリを主人公にした短編連作集。
小学生の目から見た世界がそのままに描かれていて、
懐かしくも新鮮。
センリが1年生、2年生・・・と成長するにつれ、
妹や友人たちも成長して変化したり変わらなかったり。
心の揺れ動きがくっきりと切り取られていて、
大人が読むとはっとさせられる。

『パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで』多田千香子

元朝日新聞社の記者だった作者が
新聞社を辞めてフランスへ留学した日々をつづったエッセイ。

とにかく問題が次から次へとふってきて
読む側も休む暇もなく、ちょっと疲れましたが。。
生々しさがリアルでよいです。
人生一度きり、思い立ったらやってしまえ!の
精神がステキだな。

留学の最後はパリ以外の各地、そしてイタリアにも
旅行へ出かけていて、
旅先での思い出や食べ物の話もあり、
盛りだくさんで楽しめます。

『リリイの籠』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
光文社
¥ 1,365
(2007-12-14)
女子高を舞台にした、短編連作集。
高校生の年齢の女の子の複雑の感情を
巧く描いていて一気に読んでしまった。
友達関係の面倒臭さや
容姿による区別や
外れないでいたい保守的な思いや
自分は周りと違うと主張したい思いや。。
こんなにもいろんな感情が渦巻いていたなぁ、
と思い出した。

流行にのって笑ってばかりの女子高生だって、
地味な大人しい女子高生だって
みんなたくさんの感情抱えてんだよね。
そうだったよ、自分も。

登場人物みーんなリアルに感じられて、本当に巧い。

『ぽろぽろドール』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
幻冬舎
¥ 1,470
(2007-06)
タイトル通り、人形に思いを寄せる人たちを
主人公にした6篇からなる作品。

人形という、動かず主張せずキレイなままでいる
対象に愛を注ぐひとたち。
もう、人間の願望そのまま書いた小説ですね。
しかも、それぞれのエピソードがうまい。
たぶん、若い人のほうが好きな作品だと思う。
カバーの装丁がガーリーでそれに魅かれて手に取る人も
いると思うけど、期待を裏切らないむしろそれ以上の作品です。


豊島ミホ作品を読むのは二作目だけど
いいなぁ。
そして本人のブログを見つけて、
このテンションが好きだ☆
自分を「俺」と呼ぶところとか(←私もやるから。。)
ライフログに出てるCDも、好きなミュージシャンかぶってるし。
こういうことで親近感覚えてファンになったりするんだよね。。

『フランス日記』高山なおみ

評価:
高山 なおみ
アノニマスタジオ
¥ 1,365
(2006-06)
Amazonおすすめ度:
高山なおみさんの『日々ごはん』特別編、旅行記。
高山さんのピュアな視点・心を感じたからか、
旅日記という内容のせいか。
スタバで二時間、読了。
そして、涙が落ちないようにするのに必死になるくらい、
心を動かされた。


食べる、って何だろう。。
と、よく考えてしまう。
私は食べることが苦手だし、ヘタだと思う。
食、食欲はコントロールすべきもの。
ストレスや欲求不満が食欲に反映する私にとっては苦しみのもと。

でも、
高山さんは食を目一杯楽しんでいる。
食を楽しみながら、日々も味わっている。
たぶん、旦那さんのスイセイさんのキャラややり取りがあって
さらに高山さんの素直さや内面の豊かさがさらに浮かび上がってくるんだろう。

そして、旅。
他の文化に触れること。
知らない場所へ足を踏み入れる、あの不安ででもわくわくする感覚。。
あぁ、いいな。
その感覚がものすごく色鮮やかに伝わってくる高山さんの文章。

何だか癒されてしまった☆
ふんだんに掲載されているスイセイさん撮影・高山さん撮影の写真もステキです


『東京・地震・たんぽぽ』豊島ミホ

評価:
豊島 ミホ
集英社
¥ 1,365
(2007-08)
Amazonおすすめ度:
東京で震度6強の大地震が起こった、
そんなときのストーリー14篇からなる短編集。

いのちにかかわる状況だから
表れるほんとの想い。
いのちにかかわる状況なのに
考える小さなこと、大きなこと。

いざという時に、人は何を思い、
どんな行動をするのかな。
想像したくはないけれど、
この本の主人公たちは
普段なら押し込めたり流したりしているだろう
想いを、ちゃんと表現している。

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