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『まぼろしハワイ』よしもとばなな

評価:
よしもと ばなな
幻冬舎
¥ 1,575
(2007-09-26)
  

『彼女について』よしもとばなな

評価:
よしもと ばなな
文藝春秋
¥ 1,250
(2008-11-13)
   

『陰陽師―付喪神ノ巻』夢枕獏

夢枕獏・陰陽師シリーズ第3作。
今回は、安倍晴明と同じく陰陽師である蘆屋道満が
登場する話がいくつかあり、
陰陽師の光と影、といったかたちも見られて面白い。
晴明と博雅のかけあいも健在。

『陰陽師―飛天ノ巻』夢枕獏

「陰陽師」第二巻。
やっぱり、漂ってる空気がいい。
もののけも出るし、おどろおどろしいシーンも多いのだけど、
それ以上に、清明と博雅のやりとりや、
当時の宮廷人の雅な感じが、緩やかで。

一番印象的なのは「鬼小町」という物語。
清明ですら、救えない鬼。
欲や執着の恐ろしいこと。。
でもまた、それが人の姿。この世の姿。

『陰陽師』夢枕獏

評価:
夢枕 獏
文藝春秋
¥ 540
(1991-02)
Amazonおすすめ度:
個人的に“陰陽師”“陰陽道”を調べている最中なので
これは読んでおかねば、と。
夢枕獏という名は知っていたけれど初めて手に取った。

大変面白い。
様々な“ものの怪”が現れ、
それを陰陽師・安倍晴明が退治、
というより、宥め鎮める、というストーリー。
何より、晴明と源博雅のかけあいがすてき。
いつも二人で荒れた庭(全く手をかけずに草木を
自然なままにし、それを愛でる、という晴明のあり方がまたいい。。)
を眺めながらお酒を飲むシーンは毎回出てくるけど、
どんなことを語っていても、とても和む。。
こういう間柄っていいなぁ。
陰陽師について、式神について、
ということよりも、むしろ
二人のやりとりとキャラクターがこの作品の一番の魅力だと思う。

ものの怪や鬼にも理由があって
そこを慮って、根本から解決する。
安倍晴明の思慮深さと聡明さがすてき。

そして、
平安時代の京の優美さや奥ゆかしさの雰囲気も
伝わってくる。
深い作品。

『チエちゃんと私』よしもとばなな

評価:
よしもと ばなな
ロッキング・オン
¥ 1,365
(2007-01-30)
Amazonおすすめ度:
タイトル通り、
「私」といとこの「チエちゃん」の
澄んだ日々のおはなし。

チエちゃんが語ることばが
とてもすてき。
ばななさんの小説によく登場するタイプの
ものごとの本質をしっかりみつめていて、
核心だけをつくことのできるシンプルな人。

こころとこころとで触れ合うこと。
そのシンプルさ、せつなさ、おだやかさ。
瞬間の幸福。
愛すること、愛されること、
欠乏感と充足感。
そこにあるものをそのままにみつめて感じること。

ばななさんの小説は俗なことへの批判と受容を描きつつ、
神聖さが漂っている。
いやしの小説。

『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ

評価:
山崎 ナオコーラ
河出書房新社
¥ 1,050
(2004-11-20)
Amazonおすすめ度:
帯に
「全選考委員がその才能を絶賛した第41回文藝賞受賞作」
とか、
「思わず嫉妬したくなる程の才能」
なんて評価もあるというので、とても期待して読んだ。
確かに、面白いです。
39才のユリと、19才のオレ、との恋愛。
ものすごくいい〜、とまではいかなかったな。。
現実をしっかり見つめつつ、新鮮に爽やかにつづった日々。
恋愛、というか、恋ってそうだよね、そうなんだよね、
と共感できる作品です。

『浮世でランチ』山崎ナオコーラ

評価:
山崎 ナオコーラ
河出書房新社
¥ 1,365
(2006-09-12)
Amazonおすすめ度:
『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を受賞した、
山崎ナオコーラさん。
受賞後第一作となる、『浮世でランチ』。

とても読みやすいし、同世代だからとても共感できる。
ストーリー展開に面白さを求めたら、
そこに落ち着いちゃうのね。。という結末だけど。
14歳の時の頃の回想と、25歳の主人公の日々とが
かわるがわる語られて、
少〜しだけ謎解きに近い感覚でも読めます。

14歳の時の主人公・丸山と、彼女のクラスメートたちの
感情や、行動が、すごく懐かしい。
クラスになじまない彼女の姿や感情に、頷きながら読みました。

『嫌われ松子の一生』山田宗樹

評価:
山田 宗樹
幻冬舎
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(2003-01)
Amazonおすすめ度:
2006年に監督中島哲也、中谷美紀主演で映画化された小説。

タイトルの所に英語で小さく
“Woman who kept searching for love”
と。
このコトバがぴったりくるお話。

次から次へとトラブルが起こる。トラブルを引き寄せる。
そして、松子の一途さ、熱さが、痛い。
すごくドラマチックで、映画化やドラマ化前提で書かれたのでは、
なんて思ってしまうくらい。
殺され方が。。時代性を出してるのかも、とは思うけど。

彼女の一生は、救われないけど、爽快。

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